突然ですが、「mean」の意味を知っていますか?

日本で英語を学んだ人なら、ほとんどの人が「意味する」と答えると思います。"What does this word mean?"(この単語はどういう意味ですか)。学校の英語で、何度も出てきた形です。

もちろん、正解です。でも、英語圏の小さな子どもにとっての mean は、まず別の意味です。

「意地悪な」です。

「意地悪な」の mean

mean には、「意地悪な」という意味があります。"Don't be mean."(意地悪しないで)、"That's mean!"(ひどい!)。英語圏の子どもが、ふだんからよく使う言葉です。

子ども向けの「シンデレラ」の絵本にも出てきます。まま母と義理の姉たちが、シンデレラに意地悪をする場面です。英語圏では、未就学の子どもが読む絵本です。

英語圏の幼児は、「意味する」より先に、この「意地悪な」の mean を覚えます。

日本の学生は、この意味を知らない

ところが、日本の学生の多くは、この「意地悪な」の意味を知りません。

mean だけではありません。たとえば itchy(かゆい)。日本では、大学生でも知らない人が多い単語です。英語圏では、4〜5歳の子なら誰でも知っています。

逆に、日本で英語を学ぶと、environment(環境)のような単語を早くから覚えます。英語圏の子ども向けの絵本には、まず出てこない単語です。

日本人が覚えてきた英語の単語は、英語圏の子どもが知っている単語と、大きくかけ離れているのです。

覚える順番が、逆になっている

英語圏の子どもは、毎日の暮らしで使う言葉から覚えていきます。体のこと、気持ちのこと、友だちとのやり取り。

日本で英語を学ぶと、試験に出る単語や、文法を学ぶのに使いやすい単語から覚えていきます。

同じ英語なのに、覚える順番が、ほとんど逆なのです。

順番が逆だと、子ども向けの本やアニメが分からない

この逆転があるせいで、日本人は、英語のコンテンツを理解しづらくなっています。

難しい単語をたくさん知っていても、子ども向けの本が読めない。子ども向けのアニメやドラマを見ても、話についていけない。

子ども向けの本やアニメに出てくるのは、英語圏の子どもが最初に覚える言葉です。日本人の英語は、そこがすっぽり抜けているのです。

英語は、英語圏の子どもが覚える順番で

ですから、英語は、英語圏の子どもが覚える順番で、単語やフレーズを覚えていくべきだと考えています。

  • 英語圏の子ども向けに作られた番組や、海外の幼児向けの絵本を使う
  • 単語だけでなく、場面とフレーズで覚える

幼いうちから、英語圏の子ども向けのものに触れていれば、この順番で自然に覚えていけます。mean も、「意地悪な」から先に覚えるはずです。

Learning Arts ENGLISH の場合

Learning Arts ENGLISH は、幼児期に英語を浴びて、繰り返し声に出すブリッジ英語メソッドを、アプリの形にしたものです。

言葉は、英語圏の子どもが覚える順番に合わせて選んでいます。単語だけでなく、物語の場面と、文での会話で覚えられるように作っています。

Learning Arts ENGLISH は、エピソード3まで無料で試せます。クレジットカードの登録は要りません。

まとめ

  • 日本で英語を学んだ人の多くは、mean を「意味する」としか知らない
  • 英語圏の幼児は、「意地悪な」の mean から先に覚える。シンデレラの絵本にも出てくる
  • 日本人の単語の知識は、英語圏の子どもが知っている単語とかけ離れている
  • 覚える順番が逆なので、子ども向けの本やアニメでも分からない
  • 英語は、英語圏の子どもが覚える順番で、場面とフレーズで覚える